昨日の記事に続いて、「VMware Player」が面白いので調子にのって今度は仮想PCに「Vine Linux」ではなく、「Windows XP」を入れてみました~ (^∀^)
・・・何が違うかと言えば「vmx」ファイル(環境設定ファイル)が違うだけなんですけどね・・・(>▽<;; アセアセ
ってことで、昨日の記事をコピペして説明します・・・ (-"-;A ...アセアセ
※「VMware Player」がどのようなものかは、昨日の記事を読んでください。 ペコリ(o_ _)o))
※昨日の記事にも書いてありますが、副作用として、CDドライブの「自動再生機能」が使えなくなってしまうかもしれません。 (自分の環境だけかもしれませんが・・・ (-_-;) )
設定方法
※この説明は「Windows」に「VMware Player」をインストールして、その仮想PCに「Windows XP」をインストールする説明になります。必要な2種のファイルをダウンロード
1. こちらからQEMU on Windows
※自分の場合だけかもしれませんが現時点で最新の「qemu-0.9.1-windows」では、うまく出来ませんでした。自分の場合は1コ前の「qemu-0.9.0-windows」を使用しました。
※・・・このソフトは、フォルダ内の「qemu-img.exe」のみの使用になります。 (;^_^A アセアセ
2. こちらからVMware Player
ちょっと記入&選択するところがあります。
※自分の場合だけかもしれませんが現時点で最新の「qemu-0.9.1-windows」では、うまく出来ませんでした。自分の場合は1コ前の「qemu-0.9.0-windows」を使用しました。
※・・・このソフトは、フォルダ内の「qemu-img.exe」のみの使用になります。 (;^_^A アセアセ
2. こちらからVMware Player
ちょっと記入&選択するところがあります。
それと、「Windows XP」のインストールCDが必要です。
仮想PCを設置するフォルダ&ディスクイメージ作成
1. の「qemu-0.9.0-windows」を解凍して、「qemu-img.exe」のあるフォルダ(qemu-0.9.0-windows)から「Windows」のコマンドプロンプトを実行します。C:\Program Files\qemu-0.9.0-windows>mkdir d:\vmware
C:\Program Files\qemu-0.9.0-windows>mkdir d:\vmware\xp
上記を実行してフォルダを作成します。黄文字部分のドライブ(d:\)&フォルダ名はお好きなものに適宜変更してください。C:\Program Files\qemu-0.9.0-windows>mkdir d:\vmware\xp
次に、下記を実行してディスクイメージを作成します。これが仮想PCのハードディスクになります。
C:\Program Files\qemu-0.9.0-windows>qemu-img.exe create -f vmdk d:\vmware\xp\xp.vmdk 20G
黄文字部分は上記で作成したフォルダ名とあわせてください。緑文字の「20G」が「仮想PCのハードディスク容量」になりますので、各自使用目的により数字を変えてください。 ・・・ハードディスクに余裕がある場合は大きい方がいいです。(最大容量の指定であって、指定したサイズがすぐに取られるわけではないです。)
・・・これ以降「QEMU on Windows」は必要ありません・・・ペコリ(o_ _)o))
仮想PCのインストール&環境設定
2. の「VMware-player.exe」を実行してご自分の「program」フォルダにインストールしてください。次に、環境設定ファイルを作成します。
config.version = "8"
virtualHW.version = "4"
memsize = "512"
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "xp.vmdk"
ide0:0.redo = ""
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
floppy0.present = "TRUE"
#floppy0.startConnected = "FALSE"
floppy0.fileName = "A:"
floppy0.autodetect = "TRUE"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"
#usb.present = "FALSE"
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
displayName = "Windows XP"
guestOS = "winxppro"
nvram = "xp.nvram"
scsi0:0.redo = ""
checkpoint.vmState = ""
tools.remindInstall = "TRUE"
extendedConfigFile = "xp.vmxf"
virtualHW.productCompatibility = "hosted"
tools.upgrade.policy = "manual"
isolation.tools.hgfs.disable = "FALSE"
svga.maxWidth = "1280"
svga.maxHeight = "1024"
上記をサンプルをテキストエディタで編集してください。virtualHW.version = "4"
memsize = "512"
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "xp.vmdk"
ide0:0.redo = ""
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
floppy0.present = "TRUE"
#floppy0.startConnected = "FALSE"
floppy0.fileName = "A:"
floppy0.autodetect = "TRUE"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"
#usb.present = "FALSE"
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
displayName = "Windows XP"
guestOS = "winxppro"
nvram = "xp.nvram"
scsi0:0.redo = ""
checkpoint.vmState = ""
tools.remindInstall = "TRUE"
extendedConfigFile = "xp.vmxf"
virtualHW.productCompatibility = "hosted"
tools.upgrade.policy = "manual"
isolation.tools.hgfs.disable = "FALSE"
svga.maxWidth = "1280"
svga.maxHeight = "1024"
赤色部分が実際のPCから割り当てるメモリの量になります。あまり取りすぎると「Windows」の方でスワップが発生して逆に遅くなってしまう様です。自分の場合はメモリが2Gなので、1/4の512Mを指定してみました。
水色は、「仮想PCを設置するフォルダ&ディスクイメージ作成」の部分の同じ色とあわせてください。
緑色部分がCDドライブの設定になります。 このCDドライブから「XP インストールCD」を起動させます。 ・・・昨日の記事同様「cdrom-image」の指定をして「XP インストールCD」をisoファイルにしてから読み込ませることも可能ですが・・・面倒です (^∀^2)、
水色は、「仮想PCを設置するフォルダ&ディスクイメージ作成」の部分の同じ色とあわせてください。
緑色部分がCDドライブの設定になります。 このCDドライブから「XP インストールCD」を起動させます。 ・・・昨日の記事同様「cdrom-image」の指定をして「XP インストールCD」をisoファイルにしてから読み込ませることも可能ですが・・・面倒です (^∀^2)、
※「ide1:0」の「セカンダリ の マスター」の指定は、hostOSの接続状態とは無関係です。 仮想PC上で、「セカンダリ の マスター」に割り当てるという指定になります。
※hostOSで「DAEMON Tools」を使用している場合、そちらの仮想CDドライブが優先されるようなので、仮想CDドライブ数 + 1個指定しないと使えないようです。 ・・・つまり、仮想CDドライブが2個あった場合は、緑色部分の数字を変えたもの(下記の表参照)を3個記述すれば使用できると思います。 ・・・これで仮想HDDを含めると4個になり、「ide」は使い切ってしまいますが ・・・そうしたら「scsi」を使えばいいのかな?
※hostOSで「DAEMON Tools」を使用している場合、そちらの仮想CDドライブが優先されるようなので、仮想CDドライブ数 + 1個指定しないと使えないようです。 ・・・つまり、仮想CDドライブが2個あった場合は、緑色部分の数字を変えたもの(下記の表参照)を3個記述すれば使用できると思います。 ・・・これで仮想HDDを含めると4個になり、「ide」は使い切ってしまいますが ・・・そうしたら「scsi」を使えばいいのかな?
マスター | スレーブ | |
プライマリ | ide0:0 | ide0:1 |
セカンダリ | ide1:0 | ide1:1 |
floppy が有効になっているので使用しない場合は、桃色部分の「floppy0.present = "TRUE"」を「floppy0.present = "FALSE"」に変更して以下3行すべての先頭に「#」を付けてコメントアウトしてください。
usb が有効になっているので使用しない場合は、紫色部分の1行目の「#」を削除して、2行目の先頭に「#」を付けてください。
青色部分はOSが「Windows XP HOME」の場合は「winxphome」に変更してください。
橙色部分はご自分のモニタの最大解像度を指定してください。
設定が完成したら、「xp.vmx」と名前を付けて「d:\vmware\xp\」に保存してください。
追記・・・ブリッジ接続の方法はこちら
使用方法
・・・上記で指定したCDドライブに「XP インストールCD」を入れて、最後に作成した環境設定ファイルの「xp.vmx」をダブルクリックするだけです。 (>▽<;; アセアセ(ハードディスクの指定部分が現在は空になっているのでCDドライブから起動するはずです。)
後は、しばらくすると普通に「Windows XP」のインストールが始まります。
使い方 & 設定
- 「Ctrl」 + 「Alt」で入力先を「Windows」に戻せます。 逆に「仮想PC」に戻すには画面をクリックするか、「Ctrl」 + 「G」になります。
- ツールバー上の「VMware Player」をクリックすると「環境設定」がありますのでクリックして、「終了時の動作」の「終了時に:」で「VMware Player」を終了させた時の状態を選択できます。 ・・・サスペンド(休止状態)にするか完全に終了させるか。
- 「VMware Player」の右にある「CD-ROM」&「フロッピー」&「イーサネット」&「サウンド アダプタ」が窪んだ状態(有効状態)になっていますが、クリックするとそれぞれのデバイスを無効に出来ます。
- 「イーサネット」の右にある「▼」をクリックすると、接続方法を変更できます。
・・・昨日の記事では面倒だったので説明しませんでしたが・・・(^∀^2)、Windowsの場合は簡単なので説明します。
2. の「VMware-player.exe」をインストールした「VMware Player」フォルダにある「windows.iso」をCDドライブに「cdrom-image」指定をして読み込ませて仮想PC上の「Windows XP」でそのCDドライブを開き起動させると「VMTool」なる便利なものをインストールできます・・・ちなみに、昨日の説明のVine Linuxの場合は「windows.iso」ではなく「linux.iso」と言うものが「VMware Player」フォルダに入っていますのでそちらを使用してください。
・・・何が便利かというと、上記の「使い方 & 設定」の入力先の変更をしなくて良い様になったり、HostOS と GuestOS間でコピペが出来るようになったります!!・・・他にも機能もあるようですが・・・・・・(゜_゜i)タラー・・・
記述例: (「windows.iso」をd:\vmware\xp\にコピーした場合)
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "d:\vmware\xp\windows.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
黄色文字部分に「windows.iso」のファイルアドレスを指定ide1:0.fileName = "d:\vmware\xp\windows.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
※「ide1:0」部分が使用中の場合は、かぶらないように空いている数字に変更してください。参照
以上になります。
関係のある記事
6 users の書き込みがあります
OSのインストールが始まりません・・・
> OSのインストールが始まりません・・・
・・・上記だけでは状況が全く分からないので何とも言えませんが、VMware Playerのインストール自体が正しくされているなら、OSのCDドライブが正しく認識されていないのではないでしょうか? 環境設定ファイルは正しく記述されていますでしょうか?・・・
windows vista の場合クラナドエスパダのエラー ハードウェア加速がサポートできないグラフィックボードまたはハードウェアです。加速支援チェックを確認してください。の時どう対処すれば良いでしょうか?
誠に申し訳ありませんが、当方 XP のみを使用していて VISTA は使用したことがないのでお答えできません。
参考にならなくてすいません。
(*- -)(*_ _)ペコリ
参考までに聞きたいのですが、手順通りに進めて起動・インスト成功しました。
わかりやすい説明記載で助かります。
ただ、【・・上記で指定したCDドライブに「XP インストールCD」を入れて、最後に作成した環境設定ファイルの「xp.vmx」をダブルクリックするだけです】
の段階で、クリックしてもメモ帳が開くだけで起動しなかったので、プレイヤーからの【開く】で、xp.vmx(xp.vmx.txtと自動でなります)を指定して開き、XPをインストさせました。Vine Linuxも同様です。
xp.vmxをクリックしても起動しないのはやはり何か要因があるのでしょうか?
気になったので、何かわかれば参考までに教えて頂けたらと思います。
あまり、詳しく紹介されているサイトを見かけないので情報が少なくて・・・。
返事が大変遅くなり申し訳ありません。
ペコリ(o_ _)o))
ダブルクリックしても「VMware player」が起動しないと言うことでしょうか?
気になるのは「xp.vmx」のファイル名が「xp.vmx.txt」になっているということでしょうか?
それでしたら、拡張子がtxtなので違うことになりますのでメモ帳で開かれてしまいます。
「xp.vmx.txt」のファイル名の最後の「.txt」を削除してみて下さい。
コメントほしぃ~よぉ~ σ(^◇^;)